北京国際映画祭の国際映画学術フォーラムに竹内亮監督が登場_fororder_B-1
フォーラムの様子

 北京国際映画祭・第27回大学生映画祭国際映画学術フォーラム「堅守と開拓:新時代の中国映画の新たな道のり」が28日午後、北京雁栖湖国際コンベンションセンターで開催されました。

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ゲスト登場

 黄渤(ホァン・ボー)主演の話題作『被光抓走的人(Gone With The Light)』を手がけた董潤年(ドン・ルンニエン)監督、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の中国版や『ミスター・ツリー (原題:Hello! 樹先生)』などの韓傑(ハン・ジェ)監督、『過春天(The Crossing)』などの新鋭女性監督、白雪(バイ・シュエ)監督、『ライスフラワーの香り(原題:米花之味)』や河瀬直美監督と賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督がエグゼクティブ・プロデューサーを務める新作『再会の奈良(中国題:又見奈良)』でメガホンを取る鵬飛(ポンフェイ)監督、そしてアフターコロナの武漢市の様子をリアルに伝えるドキュメンタリー作品『好久不見,武漢(お久しぶりです、武漢)』で話題を呼んだ日本人監督、竹内亮監督ら若手映画人10人がゲストとして出席し、映画制作の現状や今後の課題について熱く語り合いました。

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竹内亮監督

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『好久不見,武漢(お久しぶりです、武漢)』

 この中で、異文化交流について竹内亮監督は、「カルチャーショックは非常に価値あるもので、映像として残すべきものだ。『好久不見,武漢』の場合、私自身も作品に出ている。ドキュメンタリーを撮る監督がなぜ自分の作品に出ているのかと疑問の声も上がっているが、自分が出ることにより、カルチャーショックがうまく表現できると考えたからだ」と話しました。(ミン・イヒョウ、星)