中国映画興収、200日ぶりにコロナ前の水準に回復_fororder_timg (2)

 1937年、中国軍と日本侵略軍が上海で行われた「四行倉庫の戦い」を題材にした「八佰」(管虎監督)は、新型コロナ後に公開された初の国産映画として、正式公開初日の21日に1億3400億元(約20億4900万円)の興行収入をあげました。中国では一日の映画興行収入が200数日ぶりにコロナ前の水準に回復しました。

 興業データを集計する「猫眼専業版」によりますと、「八佰」は正式公開に先立って、指定された映画館で上映されたところ、2億3000万元(約35億1700万円)の興行収入を上げ、先だって指定上映された「西遊記女児国」の1.79億元を塗り替えました。

 22日午前8時時点で、「八佰」の興行収入は累計4億元を超えました。中国では映画館は7月20日に営業再開した後、約1ヶ月の間で急速な勢いで回復しています。「八佰」が公開後の興行収入のトレンドは、映画業界全体を元気付け、中国の映画市場が通常運営に向けテンポアップして回復を続けていると見られています。(Mou、Yan)